2020年にブラジルで人気の女の子の名前をランキングでご紹介します。
ポルトガル語で女の子の名前を考えているお母さん、お父さん必見です!
日本名にもある名前や、漢字にしても全く違和感の名前もあったので、ブラジルでも日本でも覚えてもらいやすい名前を選びたいご両親におすすめです!
それぞれの名前の意味も詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ポルトガル語の名前ランキング・女の子
2020年に、人気のポルトガル語の女の子の名前ランキングTOP30はこちらです!
順位 | ポルトガル語 | 日本語表記 |
1位 | Betina | ベチナ |
2位 | Valentina | ヴァレンチーナ |
3位 | Olívia | オリビア |
4位 | Martina | マルチナ |
5位 | Alice | アリスィ |
6位 | Laura | ラウラ |
7位 | Manuela | マヌエラ |
8位 | Sophia | ソフィア |
9位 | Isabella | イザベラ |
10位 | Madalena | マダレナ |
11位 | Luiza | ルイザ |
12位 | Júlia | ジュリア |
13位 | Greta | グレタ |
14位 | Maria Luiza | マリア・ルイザ |
15位 | Cecília | セシリア |
16位 | Eloá | エロア |
17位 | Giovanna | ジオヴァナ |
18位 | Beatriz | ベアトリス |
19位 | Helena | エレナ |
20位 | Sara | サラ |
21位 | Zoe | ゾエ |
22位 | Íris | イリス |
23位 | Maya | マヤ |
24位 | Jade | ジャージ |
25位 | Emília | エミリア |
26位 | Leonor | レオノール |
27位 | Alba | アルバ |
28位 | Louise | ルイーズ |
29位 | Eva | エヴァ |
30位 | Naomi | ナオミ |
アリス、サラ、マヤ、ナオミあたりの名前が、日本でもブラジルでも、どちらでも覚えてもらいやすそうな名前ですね!
ポルトガル語の名前の意味・女の子
ランキング入りしたポルトガル語の女の子の名前の意味を見ていきましょう!
実は、ポルトガル語の名前って、元々はほとんど他の言語から来た名前だということに驚きますよ!
ブラジルはキリスト教の国なので、聖書に関連する名前も多いです。
1位:Betina(ベチナ)
2020年、ポルトガル語の女の子の名前の第1位は"Betina(ベチナ)"です!
旧約聖書に出てくる名前で、ヘブライ語で「神の約束」という意味があります。
ベチナのニックネームは、ベチやチナになります。
日本では、ちょっと覚えてもらいにくい名前かもしれませんね。
2位:Valentina(ヴァレンチーナ)
Valentina(ヴァレンチーナ)は、ラテン語で「勇敢」または「強い」という意味があります。
英語発音では「バレンティーナ」になりますが、この名前を聞いた時、Netlixの"Yummy Mummies"に出てくるバレンティーナというイタリア系の女性を思い出しました(*‘∀‘)
確かに、彼女もいろんな意味で強い女性でしたね(笑)
「強い女性」という意味は、ブラジルでもとても現代的で女性の活躍を期待する名前だそうです!
ちなみに、ヴァレンチーナの男の子バージョンの名前は、「ヴァレンチン」です。
ヴァレンチンは、英語発音でバレンタイン。
そう!バレンタインデーのバレンタインです!
3位:Olívia(オリビア)
Olívia(オリビア)は、あのオリーブの実からきた名前です。
スペインのナバラという州がオリーブの栽培で有名で、プランテーションで働いていた人たちから広まった名前だそうです。
Popeye's(ポパイ)というアニメに出てくる、オリビア(オリーブ)というキャラクターと同じ名前ですね!
4位:Martina(マルチナ)
Martina(マルチナ)は、ラテン語で「小さな戦士」や「火星の神に捧げる」という意味があります。
また、聖人マルチナの名前でもあります。
イタリアやドイツ、ノルウェーなどでも人気の名前だそうです。
いろんな国で人気の名前だと、将来海外に出ても名前を覚えてもらいやすいので良いですよね!
ちなみに、男の子バージョンの名前は、Martinho(マルチーニョ)です。
5位:Alice(アリスィ)
Alice(アリスィ)は、「高貴な血統」という意味で、ゲルマン起源の名前です。
ポルトガル語発音ではアリスィですが、英語発音ではアリスですね!
「不思議の国のアリス」と同じ名前だし、日本語名でもアリスと言う名前の人もときどきいますよね。
近年、ブラジルでも「不思議の国のアリス」の影響で、女の子に人気の名前です!
6位:Laura(ラウラ)
Laura(ラウラ)は、ブラジルの女の子に多い名前の一つです。
ラテン語で「金髪」や「勝者」という意味があります。
Lauraは古代オリンピックで、月桂樹の花輪のことを指したそうです。
英語発音ではローラになります。
7位:Manuela(マヌエラ)
Manuela(マヌエラ)は、ヘブライ語のエマヌエルに由来していて、「神は私たちと共に」という意味です。
「神は私たちと共に」という言葉は、キリスト教の聖書の中で、イエスを表しています。
マヌエラは昔から愛されてきた名前で、キリスト教を深く信仰している家族が女の子が生まれたときにつけることが多い名前だそうです。
8位:Sophia(ソフィア)
Sophia(ソフィア)は、ギリシャ語で「知恵」という意味です。
将来、頭の良い女の子に育ってくれそうな名前ですね!
ソフィアは欧米でも広く使われている名前なので、どこの国に行っても覚えてもらいやすい名前でしょう。
9位:Isabella(イザベラ)
Isabella(イザベラ)はヘブライ語で「神への誓い」という意味です。
元々はイザベルという名前が一般的だったのが、時代とともにイザベラという名前に変わってきたそうです。
イザベラまたはイザベルという名前は、多くのヨーロッパの女王の名前にもなっていることから、高貴な名前と考えられています。
10位:Madalena(マダレナ)
Madalena(マダレナ)は、新約聖書に出てくるマリア・マダレナという女性の名前です。
マダレナというのは、ギリシャ語・ヘブライ語・アルメニア語で、「神の塔」または「マグダラの住人」という意味があります。
名前の響きがとても美しいので、女の子の名前として人気があります。
11位:Luiza(ルイザ)
Luiza(ルイザ)は、ゲルマニア起源の名前で「有名な戦士」という意味です。
ポルトガル語でのスペルは、Luiza、Luíza、Luísaのどれでも大丈夫です。
ファーストネームでも、セカンドネームとしても人気の女の子の名前です。
いつの時代でも、時代遅れにならない名前なのでおすすめです♡
12位:Júlia(ジュリア)
Júlia(ジュリア)は、ギリシャ語で「柔らかい」または「若い」という意味があります。
ブラジルの人気の女優さんの名前でもよくある名前ですね!
Júlia(ジュリア)でもいいですが、Julie(ジュリー)というスペルでもいいですね。
男の子バージョンの名前のJúlio(ジュリオ)になります。
13位:Greta(グレタ)
Greta(グレタ)は、ラテン語やスウェーデン語で「真珠」を意味する名前です。
Margarida(マルガリータ)という名前の短縮形としてGreta(グレタ)という名前ができました。
あの有名な17歳のスウェーデンの環境活動家の「グレタ・トゥーンベリ」さんと同じ名前ですね!
14位:Maria Luiza(マリア・ルイザ)
Maria Luiza(マリア・ルイザ)は、ヘブライ語とドイツ語で「女性と有名な戦士」という意味です。
2019年にネットフリックスで公開された"Coisa Mais Linda"(ビューティフル・シングス: 人生にボサノヴァを)というドラマの主人公の名前もマリア・ルイザでしたね!
マリア・ルイザで1つの名前ですが、これが女の子の名前で唯一、2語以上の名前で30位までにランキングしています。
15位:Cecília(セシリア)
Cecília(セシリア)は、ラテン語で「盲目」という意味です。
子どもの名前に「盲目」っていい名前なの?と思ってしまいますが、これには「正義と愛は盲目」という深い意味があるそうです。
セシリアという名前は古い名前で人気がなかったそうですが、最近また人気が出てきたようです。
16位:Eloá(エロア)
Eloá(エロア)は、ヘブライ語で「神」を意味します。
自分の子どもに「神」という名前をつけるなんて、さすがキリスト教の国ですよね!
エロアという名前も、女の子の名前でとても人気になってきています。
17位:Giovanna(ジオヴァナ)
Giovanna(ジオヴァナ)は、イタリア語で「神の恵み」という意味です。(元々はヘブライ語に由来するそう)
以前は「Joana(ジョアナ)」が人気でしたが、最近はイタリア語バージョンのほうがかっこいいということで、「Giovanna(ジオヴァナ)」が人気だそうです。
18位:Beatriz(ベアトリス)
Beatriz(ベアトリス)は、ラテン語で「幸福をもたらす者」と「旅行者」の意味です。
日本語の「可愛い子には旅をさせよ」ということわざと同じような意味の名前です。
キリスト教徒の女の子の名前として人気です!
19位:Helena(エレナ)
Helena(エレナ)は、ギリシャ語で「キラリと光る」という意味があります。
ギリシャ神話の中で、エレナというとても美しい女性が、トロイの木馬で有名なトロイア戦争を引き起こしました。
Helenaと言う名前はブラジルだけでなく、世界中で女の子の名前として人気です。
日本語でも、英玲奈や恵令奈など漢字で書くことができるので良いですね!
20位:Sara(サラ)
Sara(サラ)は、ヘブライ語で「王女」や「女性」の意味の名前です。
旧約聖書の中で、サラはアイザック(イサク)の母であり、アブラハムの妻として書かれています。
サラは日本名でも韓国名でも英語名でもあるので、どの国でも覚えてもらいやすい女の子の名前だと思います!
日本名でサラを漢字で書くと、紗良や咲良が人気みたいです♡
21位:Zoe(ゾエ)
Zoe(ゾエ)は、ギリシャ語で「人生」、「活気に満ちあふれた」、「生きている」という意味があります。
キリスト教の殉教者であるサンタ・ゾエという名前でもあります。
日本語でゾエというとあんまり女の子っぽい名前ではないかもしれませんね(;^ω^)
22位:Íris(イリス)
Íris(イリス)は、ギリシャ語で「虹」や「伝令使」という意味があります。
ギリシャ神話の中で、Íris(イリス)は伝令使の女神の名前です。
英語発音では、アイリスになります。
23位:Maya(マヤ)
Maya(マヤ)は、ヘブライ語やラテン語などで「水、母、素晴らしい、幻想」などの意味があります。
ギリシャ・ローマ文明の中では、マヤは土地と春の女神でした。
日本語でも、「まや」は人気の名前ですよね!
漢字で真矢や麻耶と書けるので、ブラジルと日本の両方で使えていいですね。
24位:Jade(ジャージ)
Jade(ジャージ)は、ラテン語やスペイン語で「宝石」の意味です。
この名前は、フランスでも女の子の名前として人気だそうです。
ポルトガル語発音だと、ジャージになるので、日本では服のジャージと間違えられそうなので、ちょっとつけにくい名前かも・・・
25位:Emília(エミリア)
Emília(エミリア)は、ギリシャ語やラテン語で「ライバル」や「気持ちをよく話す人」という意味です。
「気持ちをよく話す人」=はっきり言いたいことを言う人ということだとしたら、かっこいい女の子に育ってくれそうな名前ですね♪
ドイツで人気だった女の子の名前が、ブラジルでも人気になったそうです!
26位:Leonor(レオノール)
Leonor(レオノール)は、ギリシャ語やフランス語で「明るい」という意味です。
家庭に新しい光をもたらしてくれる赤ちゃんにぴったりな名前ですね!
ポルトガルでとても人気の名前だそうです。
27位:Alba(アルバ)
Alba(アルバ)はラテン語で、「白」、「純白」、「夜明け」の意味があります。
世界的に人気の名前で、ブラジルで一般的な名前をつけたくない家族に人気の女の子の名前だそう!
28位:Louise(ルイーズ)
Louise(ルイーズ)は、フランス語やドイツ語で「素晴らしい戦士」や「有名な戦士」という意味です。
先ほど紹介した11位のLuiza(ルイザ)と似た名前ですね。
29位:Eva(エヴァ)
Eva(エヴァ)は、ヘブライ語で「生きている人」という意味です。
キリスト教の聖書の中で、神によって創造された最初の女性の名前がEva(エヴァ)ですね。
30位:Naomi(ナオミ)
Naomi(ナオミ)はヘブライ語で「美しい」や「魅力的な」という意味の名前です。
日本語では、「素直で美しい」という意味がありますね!
Naomiは旧約聖書に登場する女性の名前でもあります。
テニスプレーヤーの大坂なおみさんや、お笑いタレントの渡辺直美さんなど、世界的に活躍されている女性がいますね!
参照:MAIORES E MELHORES, Os 62 nomes de crianças mais usados em 2020