みなさん、お久しぶりです(^O^)/(10ヶ月ぶりの投稿です・・・)
私事ですが、ブラジル人の彼と国際結婚しました♡
私たちは約3年前からUnião estável(英語ではUnion Stable)というシステムで、パートナーとなっていました。
União estávelについては、こちらの記事で詳しく紹介しています(^^)
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ブラジルでパートナービザを取得する方法【União estável】
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なので、União estávelを取得した際にビザの手続きも行って、9年有効のビザをもらっているので、今回はUnião estável→Casamento(ポルトガル語で結婚の意味)への変更の手続きだけが必要でした。
この記事では、União estável→結婚に変える手続きについて、ブラジル側と日本側の手続きに分けてお伝えできればと思います。
ブラジルで結婚の手続きをする場合は、まずブラジル側の結婚手続きをして、次に日本側の手続きをします。
なので、その順番で書いていきたいと思います^ ^(Policia FederalでのRNMの更新手続きと、パスポートの更新については後日記載します)
※União estávelとビザを取得されていることを前提でお話していきます。
【ブラジル側】結婚の必要書類
私たちはLiberdadeのcartórioでの申請しました。
どこのcartórioで申請するかによって、提出書類やプロセスが違うようなので、ご注意を!
必要書類はこれだけ!
必要書類
日本人: RNM
ブラジル人パートナー: RG
Liberdadeでは、戸籍謄本も婚姻要件具備証明書も必要ありませんでした。
しかし、私が他の日本人の方々に聞いたところ、戸籍謄本はみなさん必要だとおっしゃっていましたので、Liberdadeが普通じゃないんだと思いますσ^_^;
それから、もちろん証人の2人には、身分証明書を持ってきてもらわなければいけないので、注意してください。
また、交渉翻訳人が必要な場合は、自分で雇って当日cartórioに来てもらわなければいけません。
交渉翻訳人が必要かどうかは、ご自身のポルトガル語力によります。
交渉翻訳人なしで、手続きをする場合には、cartórioで簡単なテストを受けなきゃいけないそうです。
私は夫が私のポルトガル語力を心配して(笑)、テストに落ちるリスクも取りたくなかったので、交渉翻訳人を雇いました。
【ブラジル側】結婚の手続き
Liberdadeのcartórioでは、最近プロセスが簡素化されて、1日で全て終わるようになったそうです。(以前は2回行かなきゃいけなかった)
step
1予約なしで直接cartórioへ
このとき、証人2人、公証翻訳人も一緒に行きます。
私たちは証人として、義弟と義叔母に来てもらいました。
ちなみに、証人2人はブラジル人じゃなくても、RNMを持っていれば外国人でもいいそうです!
だから、ブラジルに住んでいる日本人のお友達に証人を頼むことも可能ですね!
step
2必要書類を提出
申請用紙に必要事項を記入します。
内容は、①申請者本人、両親、証人、公証翻訳人の情報+②財産分与の選択について記入します。
その後、1時間くらい待つので、その間義弟と義叔母はお昼ご飯を食べに行っていました。
財産分与は、共同財産制、一部共同財産制、完全分離制の3つがあります。(日本語が正しいかは自信ないですσ^_^;)
財産分与について
共同財産制・・・結婚する前の財産も結婚後の財産も夫婦2人のものとなる
一部共同財産制・・・結婚する前の財産は夫婦それぞれのものとする。結婚後の財産は夫婦2人のものとなる。
完全分離制・・・結婚前、結婚後に関わらず、夫婦それぞれの財産は、それぞれ個人のものとする。
ブラジルで一番スタンダードなのは、一部共同財産制だそうです!
ちなみに、私たちは一部共同財産制にしました(^O^)/
step
3契約書にサイン
次に契約書?の内容を確認し、サインします。
私たちの場合は、公証翻訳人に来てもらっていたので、訳してもらいながら確認しサインしました。
step
4支払い&婚姻証明書の控え
最後に、結婚手続きの支払いをして、結婚証明書の控えをもらいます。
結婚の手続き自体は、1日で終わるのですが、15営業日後に、控えを持って婚姻証明書を取りに行かなければいけません。
結婚証明書を撮りに行く際には、控えさえあれば、誰が取りに行ってもいいそうです。
実際、私は夫と2人で取りにいきましたが、身分証明書の提示も必要ありませんでした。
【日本側】結婚の必要書類
日本側の必要書類は、ブラジル側のものよりも100倍面倒です^^;
以下、日本領事館のホームページからの抜粋ですが、注意点があります!
日本人とブラジル人の場合の提出書面は次のとおりです。
(1) 戸籍謄本(発行から6か月以内のもの)2部(1部はコピーで可)
(2) 婚姻証明書(CERTIDÃO DE CASAMENTO)認証付き写し(コピアアウテンチカーダ)2部(1部はコピアアウテンチカーダのコピーで可)
(3) ブラジル人のIDENTIDADE認証付き写し(コピアアウテンチカーダ)2部(1部はコピアアウテンチカーダのコピーで可)
(4) 日本語訳文2部
(5) 婚姻届書2部(署名以外の部分はコピーしたもの又はパソコン等により入力・印刷したもので可)
(1)に関して、日本に一時帰国した際に、戸籍謄本を持ってきたのですが、おそらく1ヶ月前に婚姻要件具備証明書をもらいにいったときに提出した戸籍謄本のコピーを領事館の担当者の方がもっていて、いらないと言われましたσ^_^;
(2)と(3)に関して、原本ではなくコピアアウンチカーダが必要になります。このコピアアウンチカーダはcartórioで発行してもらえます。
(4)の日本語訳文というのは、領事館の方で対応してくださるので、何も用意しなくて大丈夫です。
(5)の婚姻届は、領事館からメールでももらえますし、直接行ってもらうこともできます。また、日本の市役所などで婚姻届をもらったものでも使用できます。
なんといっても、注意しなくてはいけないのは、CERTIDÃO DE CASAMENTOとIDENTIDADEのコピアアウンチカーダが必要という点ですね!!
【日本側】結婚の手続き
日本側の結婚手続きは、婚姻届を出すだけなら、郵送でもできるそうです。
私たちは対面での手続きを希望したので、領事館に提出しに行きました。
step
1領事館の予約を取る
サンパウロの領事館は、午前中しか予約が取れないくて、午前9時から11時の間(30分毎)に予約しなければいけません。
予約はメールでもできました。
step
2婚姻届の提出
予約した日に、領事館に行って、婚姻届及び必要書類を提出します。
婚姻届の書き方がものすごくややこしいので、書き方を後ほど説明しますね。
step
3日本の戸籍に反映
領事館で婚姻届を提出してから、日本の戸籍に反映されるまで3ヶ月ほどかかるそうです。
ちなみに、私はブラジルの名前は夫の父親の性が加わったので変わりましたが、日本の名前は変えないことにしました。 なので、私は「氏の変更届」等の日本の名前を変える手続きをしなくてよかったのですが、日本の名前を変えたい方はさらに追加プロセスがあるので、ややこしいので、ここでは割愛しますがご確認ください。
ブラジルで結婚する際の手続きの費用
ブラジル側と日本側の結婚手続きの費用は、合計で約1,967円でした。(1レアル=20円で換算)
費用の詳細は下記をご確認ください(^O^)/
ブラジル側の結婚手続き費用
・Cartórioに払ったお金 458レアル
・公証翻訳人 600レアル
união estávelの時は公証翻訳人に払ったお金は350レアルくらいだったので人によって全然値段が違うようなので、何人かに見積もりを取った方がいいと思います。
ちなみに、今回私には結局必要なかった書類ですが、下記も参考に書いておきます。
・戸籍謄本2部 900円 ※1部はcartório用、もう一部は領事館で婚姻要件具備証明書をもらう用
・戸籍謄本の翻訳 168,72レアル
・婚姻要件具備証明書 55レアル
ブラジル側の結婚手続き費用
婚姻届を出すのにはお金はもちろんかからないので、費用は以下だけです。
・戸籍謄本1部 450円 (私の場合はいらないと言われましたが・・・)
・コピアアウンチカーダ 9,30レアル
領事館に提出する婚姻届の書き方
婚姻届の書き方の見本を貼っておきますので、参考にしてください!
ちなみに、婚姻届の証人の欄は、領事館に提出する場合は必要ありません。
まとめ
私たちはCartórioでブラジル側の結婚手続きをしてから、日本側の結婚手続きが終わるまで、約1ヶ月ほどかかりました。
ブラジル側の結婚証明書がもらえるまで15日間待たなければいけないので、ブラジルで結婚の手続きを終わらせるのには最短でも15日間はかかることになります。
手続きの中で、戸籍謄本が必要になったりするので、一時帰国の時期に合わせて、結婚の手続きの計画を立てるといいかもしれません^^
União estávelの手続きに比べれば、Casamentoの手続きは、もうすでにビザがある状態で進めるので、少し気が楽でした。
それでも、やっぱりこうゆう手続きはわからないこともたくさん出てくると思うので、ツイッターなどで先輩から教えてもらうのもいいと思いますよ(^O^)/