実はブラジルに移住して、ストレスで泣いたことが何度かあります。
1つ1つの問題は、バカみたいに小さなことなのですが、それが積もり積もって爆発して泣いてしまったという感じです。
私は、アメリカに計1年半の留学をしたことがあるのですが、その時はホームシックになったことはもちろん、生活する中でもストレスはほとんどありませんでした。
でも、ブラジルに移住して、ホームシックにもなったし、何度も泣きました。
今回は、ブラジルでストレスに感じること・感じたことをご紹介します。
今、海外生活で悩んでいる方に「私はこの人よりまだましかも」って思って元気になってもらえたらうれしいです!(笑)
海外生活で辛いこと①人間関係
人間関係の問題が一番ストレスですよね((+_+))
私はかなり日本的な考え方が強い人間なので、いろいろ受け入れられないことが多くて、人間関係で悩みました。
ブラジル人の友達?のドタキャン
私にはブラジルに移住する前に、ネットで知り合った同年代のブラジル人の女友達がいました。
彼女とはたまたま、ブラジルに移住した後も家が近かったので、ときどき遊びに行ったりもしました。
でも、彼女のほうから、この日に遊ぼうと誘って来たのにも関わらず、当日に「今日、行けるよね?」と一応確認したら、「今日は家の片付けをしないといけない」とか、「今日は家族とランチするから」とか、びっくりするような理由でドタキャンされたことが複数回続きました。
私は「そんな理由でドタキャンするの?」、「そんなこと前から分かってたでしょ?」と思ったし、私も予定があるのに、私へのリスペクトは全然ないんだなと思いました。
もちろん、ドタキャンしないブラジル人がほとんどですが、ブラジル人に言わせると、ドタキャンはよくあること、家族が優先という考え方はあると思います。
未だにこの考え方は受け入れられないし、その時は人間不信になって辛かったです。。。
平気で待ち合わせ時間に遅れて来る
私はかなりせっかちで、無駄な時間が嫌いということもあって、待ち合わせ時間に大幅に遅れてこられると、かなりストレスになります。
ブラジル人はパーティーの開始予定時間から1時間以上遅れてくることもあるけど、それと似たようなことが日常でも起こります(笑)
「〇時に家に行くからね!」って言われて、時間どおりにブラジル人の友達が来たことってほぼない(笑)
私は絶対遅れないように、いつも準備するのに、毎回どれくらい遅れてくるか分からない友達を待つのはマジで辛いです。
医者のドタキャン
日本で医者にドタキャンされたことってありますか?
私は26年間生きてきて、一度もありません。
なのに、ブラジルでは2回に1回はドタキャンされています。
しかも、この理由も理解不能で、「今日は他のドクターとミーティングがあるから」とか、そんなの前から決まってただろ、なんで当日にドタキャン!?というような理由など・・・
これは海外あるあるだと思いますが、海外の私立病院って予約してから診察まで3カ月かかったりなんてことも普通にあります。
3カ月待って、やっと診察してもらえると思ったのに、当日ドタキャンされたら、本当に辛いです。。。
海外生活で辛いこと②文化の違い
ブラジル移住して、アメリカよりもずっとずっと文化の違いには苦しみました。
もちろん、これから紹介することは、ブラジル人みんながそうではないこともご理解ください。
「ごめんね」を言わない
これは、ブラジルだけでなく、ほかの国でも、日本人が感じることだと思います。
しかし、ブラジル人は少なくとも、アメリカ人よりも数十倍「ごめんね」を言わない国民性だと思います。
ドタキャンしようが、待ち合わせ時間に遅れようが、「ごめんね」と言うことはほぼありません。
逆に日本人が謝りすぎなのかもしれませんが、ブラジル人は本当に自分が悪くても「ごめんね」を言ってくれることはないですね。
というか、Descupa(ポルトガル語でごめんね)を実際に聞いたことはないかも(笑)
近所の人が爆音でパーティー
これはパーティー好きなブラジルあるあるですね。
休日、ゆっくりしたいときに、朝から夜まで近所から爆音の音楽が流れてきて、リラックスできないのは辛い・・・
周りの人への迷惑とか考えないのかな?と私には不思議で仕方ないです。
救急車が来ても道を譲らない
日本で救急車が来たら、みんな当然道を開けますよね?
それがブラジルでは当たり前じゃないんです。
救急車が来ているにも関わらず、ぜんぜん道を開ける気配のないドライバーたちを見ると毎回ほんとにイライラします。
自分の大切な人が乗ってたら?とか考えないんでしょうかね?
海外生活で辛いこと③虫関係
これはブラジル特有かもしれませんが、虫に関する悩みは本当にストレスで辛かったです。
今は、家全体に殺虫剤散布してもらったりして、ほぼ解決済みなのですが、以前は本当に辛かったです。
ツナ缶にハエが入っていた
こんなこと、日本であり得ませんよね?
ある日、友達とツナマヨを作るために、ツナ缶を開けたら、中に死んだハエが入っていたんです(´;ω;`)
その会社は、それに対して謝罪もないのは、さらにびっくりしました。
アリの大量発生
これは、家の隅から隅まで殺虫剤を撒いてもらって解決したことですが、それ以前は、ほんの少しでも食べ物のカスを落とそうものなら、アリが大量発生していました。
虫嫌いの私には、本当に辛くて、これが原因のストレスで泣いたことも数回あります。
他の知り合いの方からも、アリの問題に関しては聞いたことがあるので、ブラジルではあるあるなのかも?
蚊に噛まれまくった
蚊に刺されるのって本当にストレスですよね?
寝ているときに寝室に蚊が入ってくるのも、本当に無理!(家の周りに殺虫剤が撒かれてから、蚊もいなくなりました。幸せ~)
私は蚊に刺されやすいタイプなので、特に辛かったです。
蚊が多いのもブラジルあるあるかも。。。
海外生活で辛いこと④役所関係
お役所での問題は海外生活のあるあるではないでしょうか?
手続きに5時間待たされる
市役所やビザの手続きなので、警察に行くとき、5時間程度待たされることはブラジルでは普通にあります。
何がそんなに時間がかかるのか謎すぎのですが、システムが自動化されていないので、マニュアル(人がやる)ところが多かったり、ブラジルの場合システムダウンも頻繁にあるようで、そんなこんなで、あり得ないほど時間がかかるようです。
何か手続きに行くときは、最初から待たされること覚悟で、充電器や食料、本などの持参必須です。
1年経ってもIDカードができてない!
日本でいう外国人の持つ在留カード的なやつ、もう1年経つのにまだもらえていません。
カードを1枚1枚手作りしてくれているのでしょうか?(*^-^*)
なんでそんなに時間がかかるのか謎ですよね。
おかげで、私は日本に一時帰国するときに、紙切れ一枚(控えの紙)でブラジルに出入国しました。
平気で間違ったこと言ってくる
特に市役所や警察などの公務員は、平気で間違っていることを言ってくる人もいます。
相手の言っていることが、おかしいと思ったら、ちゃんと反論しないとダメ!です。
海外生活で辛いこと⑤壊れる関係
ブラジルに住んだことがある方には、理解してもらえると思うのですが、ブラジルでは、本当にいろんなところが壊れます(笑)
家のいろんなところが壊れる
ブラジルの家って、家の価格に関わらず、家のいろんなとこが壊れやすいです。
私の家でも、鍵、蛇口、コンセントなど、そんなとこ壊れる?というところが壊れました。
鍵に至っては、鍵穴に差したら、鍵が折れたんですよ?(笑)あり得なくないですか?
道が汚い
ブラジルの道はかなり汚いです。。。
日本人街であるサンパウロのリベルダージも靴じゃないと歩けないほど汚いです。
道路が陥没していることもよくあって、そもそも道路の質が悪いのですが、普通の人が歩く道もなぜか汚いことが多いです。
ブラジルで外出するときは、暑くてもサンダルではなく、フラットシューズか靴を履いています。
急に断水する
朝起きて、シャワーを浴びようとしたら、水が出ない・・・
雨がたくさん降っただけで停電
雨がたくさん降ると停電するのは、あるあるな感じです。
最初はびっくりしましたが、もう慣れてきました(笑)
ただ、夕食を作ってるときに、停電するのは本当に困ります。
海外生活で辛いことを乗り切る!解決策
では、どうやったら辛いことがあっても、海外生活を頑張っていけるのでしょうか?
自分が嫌だと思ったことははっきり言う
ブラジル人の友達に、複数回ドタキャンされたと書きましたが、何度も彼女のドタキャンが続いたあと、自分から遊びに誘うことは全くなくなって、彼女と距離と取るようになっていました。
しかし、それでも彼女はたまに遊びに誘ってきました(笑)
たぶん、日本人なら、「あっなんか避けられてるのかな?」とか気付く人がほとんどだと思うのですが、こっちの人にそんな空気を読んで的なことは通用しません(笑)
なので、彼女には私が感じたことを全て話しました。
彼女は理解してくれたようでしたが、やっぱり「ごめんね」の一言はなかったですね(笑)
強く反論しよう
お役所関係での手続き時など、担当者に誤ったことを指示されるなんてことはよくあります。
でも、そのときに「ああ、そうですか」って言ったらだめです!
相手が間違っていると思ったら、「何が間違っているのか」強く反論してください。
私もビザ関係で、担当者に間違ったことを言われて、反論したおかげで、なんとかなった経験があります。
基本、「自分は間違っていない」というくらいの気持ちで、強く反論しましょう。
ブラジルに来て、私もそこらへん強くなった気がします(笑)
気の合う友達を見つける
私はブラジルに住んでいる日本人で、私がブラジル生活で、辛いと思うことは、ブラジルでずっと育ったブラジル人には、残念ながら完全に理解してもらうことはできません。
でも、日本で育ったブラジル人のお友達や、同じくブラジル人のパートナーのいる日本人のお友達などとは、辛いことを共有できることも多いです。
私も移住1年目は、自分の殻にこもっていたのですが、日本人の気の合うお友達ができたことで、辛いことや嫌なことを共有できて本当に気持ちが楽になりました。
仲の良い友達を見つけることは、海外生活を乗り切る上で本当に重要ですね!
まとめ
今回は、私の個人的な海外生活で会った辛いことをご紹介しましたが、何かみなさんにも共感してもらえるポイントはあったでしょうか?
私が辛かったことは、1つ1つは大したことなくて、ただの愚痴に聞こえるかもしれません。
でも、私が最近気づいたのは、そんな大したことのない愚痴を共有できるお友達の大切さです。
もし、みなさんの中で、同じように海外生活で辛い思いをされている方がいらっしゃたら、ぜひお互いに共有しましょう♡